ザ・イエロー・ローズ・オブ・テキサスは、アメリカのケンタッキー州バーズタウンにある、バーボンの大手ヘヴン・ヒル・ディスティラリーズ社の子会社である、『ケンタッキー・リザーヴ・ディスティリング社』の主要ブランドです。
同社の歴史は古く、その創業は1788年まで遡ります。ウイスキー造りに最適の地を求めていた創業者が、この地に着目し、銅製の単式蒸留器(ポットスティル)で穀物の蒸留を始め、それ以来、この銅製単式蒸留器による蒸留を伝統的技法として、今日まで守りとおしています。
ザ・イエロー・ローズ・オブ・テキサスのブランド名である「テキサスの黄色いバラ」とは、「テキサス美人」という意味で、南北戦争時代(1861〜65年)に歌われた同名のバラードと、それに登場する女性の名前から付けられたものです。
内側を焦がしたホワイトオークで樽熟成を行っています。
チャコールフィルターによるバーボン特有のコクと、豊かで洗練された香りを持っています。長期熟成による、まろやかでスムーズな喉ごし。華やかで豊かな香味が楽しめ、余韻もしばらく残る逸品。ミディアム・ヘヴィタイプのバーボンです。